チョッキンな〜チョッキンな。髪切りのお話

カットしてもらった後に髪を払う人
払っても、髪、落ちてきません。

近頃のワタクシは、髪切りはり〜ずなぼ〜♪な理髪店に行っている。
そうだ1200円カット。
どんだけ髪を切ってもらっても、一回1200円ポッキリだ。

何がいいって、予約しなくてもいいことだ。

思い立ったらぴゃらんら。
体だけ運べばいいのである。待合で待つこともいつものことだが、順番なぞすぐに回ってくる。うん?確か一人15分でひと仕上げであったか。

そして、衛生的というところも外せない。
掃除機の先っぽのようなもので、最後に髪の間に潜んでる、切った髪を全部吸い取ってくれる、ぶおおおおおお〜大掃除である。

理髪店ではあり得ない、と殿方は思われるかもしれないが、いわゆる美容院というものは、美容師さんには切って顔の上に散らばった短い髪の点々が一才見えていないのか?!と理解に苦しむ状態で、髪を整えた後のお客さんをいってらっしゃいさようならすることがよくある。

これは謎である。顔や肩に散らばる切った髪を、丁寧に払ったりしてくれるお店はとにかく少ない。

形だけ整えれば、あとはどーでもいーのであろうか?

1,200円カットには、シャンプーもない。
なので、耳の中に水が入ることを気にすることもない。体力的に楽である。前頭部ばかり洗ってどうするんだ店員さんと心の中で思うこともないし、血流が良くなりすぎて、余計に痒くなってしもたではないか、と密かに文句を垂れることもない。

お店によっては、自分が好きでない臭いのシャンプー剤をふんだんに使うところもある。好きでない匂いがしばらく髪について離れないのはなんともいやーなもんである。 

くさっ(><)

そうなのだ、その不快さがない。

シャンプーをしてもらうと言うことは、カット以上に不安も含めたチャレンジんぐなのである。担当が変わる、あるいはお店を替えた時しかり。

そのようわからん、ある意味清水の舞台から飛び込むような、身を投げ出して体験せねばならぬギャンブルのような時間も短縮されるというのは、ものすごく効率的で楽ちんなのである。

加えて、侮ることなかれ、1200円カットには技術力がある。(少なくともワタクシの通っているお店は)

もうおそらく何百回も、人様に髪を切ってもらっていると、

ハサミをチョチョイと入れてくれただけで、嗚呼、この人はうまい!(自分好みのカットをしてくれそうである)と感じる嬉々とした瞬間がある。しかしこの出会いは、残念ながら数少ない。

やんぐな時は、カットの上手い下手で自分の表情が全く変わるヘアスタイルというものが自己表現にはとっても重要で、結構いのちがけのようなところがある。 仕上がりに自ら一喜一憂する振れ幅がでかい。

だがもう大人になってくると、わかってくるのである。


髪は伸びるのだ。

その時グレイト!にいいデザインにしてもらったって、2ヶ月後には崩れるのだ。

多少好みではない仕上がりになっても、ぐしゃぐしゃ愚者と髪をボサボサにしてみると好みの状態になったりもするし、どんな具合になったとて、まあこれはこれでアリかもねーと思える様になった。

髪を切ってもらった後で、ツルピカな笑顔になれるかどうかが、まあワタクシとしては一番重要なのだが、1200円カットでは、短時間である程度のレベルまでは持っていってくれるので、気が楽、と言うわけなんであります。

はてさて皆様は、どんな頭髪整えをしてもらっておられますでしょうか?

ではまた来週。

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