病院の付き添い

近所の道を自転車で走る、高齢の父親の後ろ姿
近所の道を自転車で走る、高齢の父親の後ろ姿

父上の、通院の付き添いをするようになって、約1年になる。

いつまでも、ダンディでいて欲しいわねえと、自分の学生時代の大昔のシャキッとしていた父親を思うのですが、まあそれがそのままなわけはなく。既に80代後半に。年を重ねていることは一目瞭然。

今のところ、月一回、病院で待ち合わせして、診察、薬などをもらって実家に帰ってくるというルーティン、重要なお役目だと感じております。


帰りはチャリンコを漕ぐ親の後ろから、同様にチャリンコでついていって見守るだけのわたしなのだが、毎月違う父親の様子がようわかり、体の状態を知るにはこれは結構大事だわと改めて思うのだ。

最初は少々危なっかしく、ふらついていたのが、最近は、しっかりと漕げるようになっている。とか。

やけにしゃんとしているなあと感じた時は、”検査の為に歩いてきてください。と先生に言われたから、できるだけ歩くようにしていた” など、日々の生活にそれでか〜と合点がいくことも多いのだ。


歩いての付き添いは、歩き方で体調がわかる。早さとか姿勢とか。まあ病院に一緒に行く行かないに関わらず、一緒に歩くとわかリマスよね。

自転車は、特にバランス感覚や、咄嗟の瞬発力が、ヨーうわかるんですな。そうそう、他は、無茶する具合とか。 

危ないと思った時に、ちゃんと足を下ろせるのか、その足がちゃんと道路に着くのか。ブレーキのかけ具合とか。その点父上は、見ていて安心運転。うちの母上の方が、無茶な運転だと感じます


先日は、病院でわかれて一緒に実家には帰らず、次の用事を済ますはずだったが、やはり気になったので、父の数メートル後ろからこっそりついていった。

心配するまでもなく元気な様子だったのだが、勝手に大丈夫だろうと判断して途中で転けたりして何かあってもあかんよなあと思ったのである。転倒は、骨折の危険もありますから。

そのチャリンコ漕ぐ様子は、スマホで録画すると、比較できるのでようわかるんですわ。

片手運転は少々危ないので、固定式の自転車につけるスタンドなどで撮影してみてくださいませ。 あとで、身内でその画像を見ながら、あーだこーだと話すのだが、これは体調を把握するのにはとってもいいです。

余裕がある方は、やってみる値打ちはありまするよ。

本日は、こんな日々の出来事を。ではまた、来週。


筆者

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん】
◆プロフィール◆カイゴのつれづれを、家族介護者の視点から、えっちらおっちらウェブにて発信(since1998年)。ばあちゃんへの”いっちょかみ介護”実践する。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜

◆ホームページ◆
群青*介護ブログ https://gunjoblog.wordpress.com/


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