やっぱり環境って大事なんだよなぁ〜企業のワカモノへの文化支援に共感

気になった新聞記事です

若者向けの文化支援を素晴らしい!と感じるつれづれ

日常、何となあく感じてしまっている、ぼやき

テレビや、ネットなどで、その道のプロの歩んできた道を目にすると、あーやっぱりそんな感性の育つ環境だったんだなあ、と呟いてしまうことが多々ある。

親が、〇〇だった。

親戚が〇〇だった。
小学校の恩師が導いてくれた。

中学校の恩師が。高校の時の恩師が。大学の恩師が、、、、。


などなど。その育ってきた環境が明らかに、その感性が育つものだったり、、、。加えてあの人がいなければ、今の私はなかった、、、というような存在が必ずあるように感じます。(反面教師にせよ、何にせよ)


話はビューンと飛びますが、ワタクシは、人形浄瑠璃の文楽は何度か観たことはありますが、人の役者の演ずる歌舞伎は実際 目の前で観たことがありません。



物書きの友人が、子供の頃から父親に歌舞伎に連れて行ってもらっていた、、、、なんてことを耳にすると、

やっぱり環境が違うのねー 物書きになる土壌があったのよねーーーーーーー(@◇@)、

な〜んて、羨ましさもあいまって、ちまちまといつの間にか頭の片隅で思ってしまっている自分がいるのは否めません。お恥ずかしながら、です。


そんな、その道に進むべくその感性の扉が開くきっかけや背景、土壌、、、、というのが誰しもきっとあると思うのですが、残念ながら、それは環境で左右されると言うても過言ではないかと、、、。  (冒頭の文章、少々ごちゃごちゃ、無理矢理ですがお許しを)


あなたの扉が開くきっかけは、、、土壌は、、、、? 

自分の場合

例えば自分(関西的表現ですね)は1980年代に、小劇場という言葉で括られる?ようなところに飛び込むことになって、そこでようわからんうちにスクスク?いやいや、ひねくれながらも?育った、否、育てられた、と言う経歴を持つひとりなのですが、芝居をよく観ていたか、というとそうではありません。では映画を観てたか?というと、それも全く否、でございます。


本当に一番最初のきっかけは、中学時代に友人が一緒に観に行こうと誘ってくれたオンシアター自由劇場の「上海バンスキング」だったような気がします。これはその友人がいなかったら、開かなかった扉です。 感性豊かなティーンエイジャーです。こわいもの見たさで、アングラな小劇場にも、その友人と行くようになったりするわけです。

そして、自分が8年ぐらい関わることになるアート集団には、やはり別の友人が手伝いで関わっていたことが入り口でした。そこが最初の接点となっており、面白半分体当たりで扉にぶつかってみたら、いつの間にか開いていた、というキッカケがありました。ふむ、自分の場合は、育った環境、、、というよりも友人だった様な気がするわけです。


文化、、、、に接するには、、、、お金がかかる気がします。

例えば演劇を見る、、、と言うのは結構特殊?な経験ではないでしょうか。映画を観るよりも、ハードルが高い印象です。

現在でしたら1800円(@@いやーそれでもお高うございます。展覧会だって、2,000円弱しますからねえ。)で観られる映画に対して、演劇と呼ばれるものはその価格帯で接するのはまず無理です。目の前で生身の体で演ぜられるものは、どれもなんせ高価です。

わかりやすい例にしますと、クラシック音楽にしても、ミュージカルにしても、オペラにしても、バレエにしても。誰しもが子どもの時に接していたかというと、それは明らかに環境で異なってしまう、、、わけですな。

でもでも、感性がみずみずしいうちにいろいろないいと言われるものに触れておくのはとてもとても大切、、、切実!なのに、環境で左右されてしまうことの、うーん悔しさと言いますか、可能性が狭まってしまう現実と言いますか。悲しいかな、明らかにそれはあります。

声を大にして、これはどないかならんのかー、どないかせないかんのちゃうかーっ、問題じゃないかーっ!と、思うわけです。


企業からの文化支援、助成の大切さ 

そんなことを、まあ、日頃もやもやとつい思ってしまうこの身には、冒頭の記事は頭の中が晴れやかになる印象がありました。で、流しておけずに記事にしてしまいました。

企業のわかものへの文化支援。寄付。助成。近畿圏に在住、在勤、在学の、15歳から35歳のワカモノが、ワンコインで、500円で、一回5,500円する人形浄瑠璃 文楽の演目が観られるなんて! 

それはやはり、とてもとても素晴らしい。貴重な経験です。嬉しく感じます。これをきっかけに、文楽ファン、日本文化ファンが増えるとさらに、、、嬉しゅうございまするんですな。


(いやはや、大人では、コロナ禍で二部構成から三部構成に分かれた文楽を、国立文楽劇場で朝から晩まで観ようと思いましたら、一部5,500円×3部で、バッチリ 1万6千5百円(@@)かかります。)


嗚呼、ワカモノくんよ、多くのものに接して、感性豊かにすくすく育って欲しいわねー、とそんな風に、心の底から思ったりするわけなんですよ、ほんまに。

何だか最後は短いんですが、本日はここまでーっ。


筆者

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん】
◆プロフィール◆カイゴのつれづれを、家族介護者の視点から、えっちらおっちらウェブにて発信(since1998年)。ばあちゃんへの”いっちょかみ介護”実践する。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜

◆ホームページ◆
群青*介護ブログ https://gunjoblog.wordpress.com/


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